3000kmブランマンジェ
STORY 開発ストーリー
3,000kmの出会いが、
忘れられない一口になる。
北の大地と南の島が、ひとつの瓶の中で出会う。
生産者の情熱と、一流シェフの手仕事が紡ぐ物語。
大地と海風が育んだ、やさしいひと口。
スプーンをそっと入れると、とろりとやわらかく崩れていく。口に含んだ瞬間、北海道の牧草が育んだ芳醇な香りがふわりと広がり、ほのかな黒糖焼酎の深みがあと追いでやってくる。あと味はすっと引いて、黒蜜のやさしい余韻だけが静かに心に残る。
北の生クリームと南の純黒糖、ふたつの恵みと一流シェフの手仕事が紡ぐ、記憶に刻まれる唯一無二の味わいのブランマンジェが誕生しました。
3,000kmの距離を超えて――奇跡の出会い
FLYING FOODSが日本各地を旅する中で出会った、ふたつの素材。
日本最北端、北海道の紋別空港から車で30分、山の中に進んだ先にある西興部村の萩原牧場。そして、珊瑚が隆起し続ける南の島、喜界島のシュガーロード。
普通なら決して交わることのない、約3,000km離れたふたつの土地の恵みが出会ったとき、きっと特別なものが生まれる。その確信から、このプロジェクトは始まりました。
ミシュラン一つ星獲得店の辻光シェフが、素材に命を吹き込む
この素材を最高の形で表現できるのは誰か——答えはすぐに決まりました。 福岡・博多でミシュランの一つ星を獲得した「オーグードゥジュール メルヴェイユ 博多」の辻光シェフ。 食材の個性を最大限に活かし、命への深い敬意を料理に込めるこの実力派シェフに、私たちは開発を依頼しました。
北の大地と南の珊瑚が育んだ、ふたつの恵み
北海道西興部村
萩原牧場のグラスフェッドミルク
年にひと口しか飲めない、幻のミルク
日本最北端の北海道・紋別空港から車で30分。山の中を進んだ先に、萩原牧場はあります。
コロナ禍の2020年、山田尚大さんは都心部から家族で移住し、 西興部村の萩原牧場のグラスフェッドミルクを100%シングルオリジン(一般的な牛乳と異なり、複数の牧場の生乳を混ぜず単一牧場で生産)で届ける「ミルクデザイン」を立ち上げました。 人口1,000人未満の小さな村で、山田さんは牛のために人生のすべてを捧げています。
牧草のみで飼育した完全グラスフェッドのシングルオリジンミルクは、日本の生乳生産量のわずか0.04%。国民1人あたり、年に約ひと口(25g)しか飲めない計算になる、極めて希少な素材です。その流通量の希少さゆえ、鼻に抜ける牧草のかすかな香りと、濃厚なのに驚くほどさわやかな後味は、ほかのどこにもない唯一無二の余韻をブランマンジェにもたらします。
すべての時間を牛に合わせる生き方
早朝と夕方、牛のリズムに合わせて搾乳。すべての時間を牛に合わせ、生産効率は悪くても、牛が本来あるべき姿で暮らせる環境を追求しています。
- 穀物を一切与えず、7種類の牧草のみで飼育
- 季節ごとに牧草のブレンドを変え、草を生やしすぎない絶妙な管理
- 4つの牧草エリアをローテーションで放牧
- 1頭あたりの育成面積は通常の2倍の広大な土地
- 放牧のため、牛はストレスをほとんど感じない
牛が幸せな場所から、良いミルクが生まれる。
良いミルクは良い牧草から。良い牧草は良い土から。農薬・化学肥料不使用で土づくりから丁寧に行い、生産から流通まですべてに目が行き届く体制を構築しています。
その結果生まれるのが、濃厚でありながらスッキリとした味わいの生クリームです。
鹿児島県喜界島
ファームテック喜界の純黒糖
珊瑚の島が育む、力強くて澄んだ甘み
鹿児島県・喜界島は、珊瑚礁が隆起し続ける世界でも珍しい島。1万年に1回のペースで隆起を続け、ミネラルが非常に豊富な土壌を持ちます。この大地で育ったさとうきびは、他の土地では生まれない力強い香りと、雑味のない澄んだ甘さを持っています。
元K-1ファイターという異色の経歴を持つ岩下雅大さんが代表を務めるファームテック喜界。52年の業歴を持ち、2024年には喜界島初の農水省認定六次化事業者となりました。補助金が出ないこの島で、島の食文化を守るために情熱を注いでいます。
朝採り、即日加工。鮮度が、甘みを決める。
さとうきびは切った瞬間から断面が酸化し始めるため、鮮度が命です。ファームテック喜界は収穫当日に自社工場で加工し、本来の鮮度と甘みをそのまま封じ込めています。一般的な黒糖には水飴が加えられますが、ファームテック喜界がつくるのは水飴・保存料不使用・100%さとうきびの純黒糖。口に含んだ瞬間、力強い香りがぱっと広がりながら、あと味はしつこく残らずまろやかにすっと引いていく——その独特の余韻が、ブランマンジェに奥行きと品を与えています。
- HACCP基準の衛生管理を導入した自社工場
- 生産から加工、販売まで一貫した「見える化」
- 100%さとうきび、水飴不使用
- 珊瑚土壌のミネラルが生む力強い風味と、雑味のない澄んだ甘さ
3,000kmを繋いだ、シェフの手仕事
オーグードゥジュール メルヴェイユ 博多|辻光シェフ
郵便局員からアメリカ横断を経て料理の世界へ飛び込んだという異色の経歴を持つ辻光シェフ。 星付き店を含む全国の名店で修業を積み、現在は「命をいただき、料理として紡ぐ」という哲学のもと、 九州の旬の食材を独創的な料理に仕上げる実力派として多くの美食家を魅了しています。
「それぞれの素材の味をそのまま活かして、食を愛するすべての方に、幅広い年齢の方に本物の味を体験してもらいたい」
辻シェフが選んだのは、フランススイーツの王道「ブランマンジェ」。 生クリームと純黒糖だけでなく、黒糖焼酎を加えることで味に奥行きを出し、 黒蜜を乗せることで深い余韻を完成させました。 食材の個性を最大限に活かすため、あえてシンプルな処方で仕立て上げる——それが辻シェフの哲学です。
「黒糖を入れすぎると茶色になる。でも少なすぎると存在感が消える」
この境界線を見極めるため、辻シェフは試作を重ね続けました。 バニラビーンズや香料は一切使わず、グラスフェッドミルクと純黒糖それぞれの個性を活かし、 黒糖焼酎と黒蜜だけで完璧なバランスを生み出しました。 一般的なブランマンジェよりも濃密でありながら、重たさを感じさせない繊細な仕上がりはこうして生まれています。
生とろで特濃な、極上のブランマンジェ
「3000kmブランマンジェ」は、一般的なブランマンジェの「さっぱり」とは一線を画す、「濃密でありながら後味が澄んでいく」新しい味わいが特徴です。
香りのグラデーション。素材だけで完結する味わい。
口に含んだ瞬間は西興部の牧草が育んだ生クリームの芳醇な香りがふわりと広がり、最後に鼻腔を抜けるのは喜界島の純黒糖の静かな余韻。ミルクと黒糖、ふたつの主役が呼応し合う、唯一無二の香りの対話が口の中で生まれます。バニラビーンズや香料は一切不使用。グラスフェッドミルクと純黒糖それぞれの個性を活かし、黒糖焼酎と黒蜜だけで完璧なバランスが完結しています。
白と呼べるギリギリの色と、とろける食感。
ブランマンジェ(blanc-manger)とはフランス語で「白い食べ物」を意味する冷菓。黒糖を使いながらも生クリームの白さを保つ、絶妙な配合を追求しました。火入れ温度とゼラチン配合を極限まで調整することで、スプーンを入れるとゆるやかに崩れ、舌の上でなめらかに溶けていく——白と呼べるギリギリの色と、唯一無二の食感が生まれました。
味覚の頂点を知るトップシェフたちが、この一瓶に驚嘆
「3000kmブランマンジェ」は、世に出る前からすでに、日本のガストロノミー界を牽引するシェフたちの間で話題となっていました。
「焼⿃ ⾕⼝」⾕⼝ 祐太 様
The Tabelog Award 2026「BRONZE」/⾷べログ「焼き⿃」カテゴリ 兵庫県 第1位
これうまっ!⽣産者さんたちが丹精を込めて育てた⾷材を、料理⼈が真剣に仕⽴て上げたブランマンジェ。これは、本気のブランマンジェです。私は「⾷材を最⼤限に活かす」料理を⽬指していますが、このブランマンジェの味わいにも、同じ想いを感じることができました。
「マルゴット・エ・バッチャーレ」 加山 順平 様
ミシュランガイド東京 2026 セレクテッドレストラン
グラスフェッドミルクの持つ濃厚なコクを感じさせながらも、後味は驚くほどすっきりとしており、とてもバランスの良いブランマンジェだと感じました。喜界島の純黑糖がもつ豊かな香りと奥行きのある甘みが加わることで、食材同士の個性が無理なく調和しています。さらに、後から黑蜜を合わせることで厚みのある濃厚な味わいになります。食材の個性を素直に活かした、完成度と満足度の高い仕上がりだと思いました。
「VERT」⽥中 俊⼤ 様
ミシュランガイド東京 2026 セレクテッドレストラン
⽣産者さんが作り上げた⾷材本来の味わいをしっかりと感じ取れるブラマンジェ。作り⼿の愛を感じます。⼝の中で溶けゆく中で、⽣クリームの上品な味わいや黒糖の深い透き通る⽢味を、段階的に味わうこともできます。⼝溶けも滑らかで、とてもおいしいです!
「鮨 さえ㐂」佐伯 裕史 様
The Tabelog Award 2026「BRONZE」/⾷べログ「寿司」カテゴリ ⼤阪府 第1位(獲得後、銀座に移転)
⽣クリームと純黒糖主体のシンプルなベースで、私はこの無垢な感じの⼝当たりが好きですが、そこにわざわざ濃厚な黒蜜をかけて上塗りしてしまうのも、また背徳感があってシビれます笑
彼らが認めたのは、単なる甘さや美味しさだけではありません。小規模生産だからこそ実現できた素材の清涼感や香り高く力強い味わい。そして、それらをひとつの芸術品へと昇華させた辻光シェフの矜持です。
渡り鳥のように、3,000kmを繋ぐ
パッケージに使われているブルーは、北から南へ飛ぶ渡り鳥を象徴しています。
喜界島と西興部村、約3,000km離れた土地の素材を繋ぎとめる。渡り鳥のように、季節を超えて、想いを運ぶ。
このブランマンジェには、離れた土地で奮闘する生産者たちの情熱と、その素材を最高の形で表現する辻シェフの技術、そしてFLYING FOODSの旅の物語が詰まっています。
自分や大切な人への「記憶に残る贈り物」
ただのスイーツではなく、食べた人が、北の牧場と南の島を想像する。生産者の顔を思い浮かべる。「これ、ちょっと特別なんだ」と、誰かに伝えたくなる。
自分へのご褒美に。大切な人へのギフトに。
そして、この一箱を手に取ることが、北の牧場と南の島で信念を持って素材と向き合い続ける生産者たちへ直接還元される仕組みになっています。あなたの「おいしい」が、日本の誇るべき食材と風景を、次の世代へ繋ぐ力になります。
お召し上がり方
まずはそのまま、スプーンで一口。濃厚なミルクの風味が口いっぱいに広がり、その後を追うように純黒糖のやさしい香りがふわりと抜けていきます。
そして、別添えの特製純黒糖黒蜜をトロリとかけてみてください。ベースのまろやかさに黒糖の力強さが重なり合い、互いの個性を引き立て合う劇的な「味の変化」をお楽しみいただけます。
- 冷蔵庫でよく冷やしてお召し上がりください
- 付属の黒蜜をかけることで、より深い味わいをお楽しみいただけます
PRODUCTS 商品について
3000kmブランマンジェ
3000kmブランマンジェ
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商品詳細
- 内容量
- [ブランマンジェ]4個
[別添黒蜜]60g - 消費期限
- 製造日より9日間(冷蔵保存)
- 原材料
- 【ブランマンジェ】生クリーム (北海道製造)、牛乳、黒糖、焼酎、ゼラチン
【黒蜜】
黒糖、焼酎 - 保存方法
- 要冷蔵(10℃以下)
- アレルギー情報
- 乳



「銀座 しのはら」篠原 武将 様
ミシュランガイド東京7年連続⼆つ星獲得/The Tabelog Award 2026「GOLD」
グラスフェッド(牧草飼育)が想起されるクリームのさわやかな⾹りと、純黒糖の原材料であるサトウキビの搾り汁のあおい⾹りが同居していて、これまでにない⼤⼈の味わいを醸しています。これらの⾹りこそが、最⾼級の⾷材の証憑であり、⼆つの⾷材の持ち味を引き出したシェフの技術⼒の⾼さを感じました。後からかける黒蜜には、奄美列島産の黒糖焼酎の⾵味を豊かに感じる、極上の「おとなのお菓⼦」といえるでしょう。