渡真利泰洋 様
État d’esprit

渡真利泰洋 様

コメント

「FLYING FOODS」プロジェクトに料理人として深く共感しています。本プロジェクトは、地域食材の新たな価値を引き出し、食文化の未来を切り拓く重要な取り組みです。特に、生産者の想いやシェフの技術を活かし、食材の背景にあるストーリーを伝えることで、消費者に特別な体験を提供できる点に魅力を感じます。
規格外品や端材を活用するサステナブルな姿勢は時代性に合致しており、社会的意義も大きいと考えます。さらに、「高付加価値×小ロット」の商品戦略は、ブランディングやストーリーテリングを通じて唯一無二の魅力を伝えることが鍵となるでしょう。
「FLYING FOODS」が地域とシェフ、生産者を結びつけるハブとして成長し、食文化を新しい形で発信していく未来に大きな期待を寄せています。このような挑戦が、日本の食文化の進化に大きく貢献することを心から願っています。

プロフィール

1984年、沖縄県宮古島生まれ。20歳で上京し、イタリア料理を学ぶ。その後、フレンチの修業を重ね、渡仏。「Joël Robuchon」をはじめとするパリの名店で研鑽を積んだ。
帰国後、31歳で伊良部島にある「Restaurant État d’esprit(エタデスプリ)」の総料理長に就任。総料理長に就任後、沖縄や宮古島の食文化を未来に進めるべく、『琉球ガストロノミー』を提唱。2019年には、次世代を担う実力派シェフとして全国で15人の一人に選出される。2021年には、日本のレストランを世界に紹介する「The Japan Times Destination Restaurants」において、ジャパンタイムズが選ぶ10選の一つに選出される。
2022年、フランスのグルメ雑誌「ゴ・エ・ミヨ」で、沖縄県内最高得点の15.5点を獲得。2024年1月、スペイン・マドリードで開催された世界料理学会『マドリードフュージョン』に日本代表として参加し、宮古島の代表的な食文化である『オトーリ』を世界の美食家に紹介した。現在は独立開業の準備中。

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